2009年12月08日

バイバイ、アドル。

悲しいことがありました。



昨日、わが家の飼い犬のアドルが天に昇りました。
享年14歳。もうすっかり、おじいちゃんでした。

最初にもらってきたときは白と黒の毛並みで、いかにもハスキーの血が入ってますって色だったのに、育ってきたらどんどん赤毛になっちゃって、あーあ、名前がアドルなだけあるわ(アドルといえば赤毛の冒険者)って笑ったこともあった。
飼い始めてすぐは家の中に入れてたんだけど、よくスーファミの線をガジガジに噛んじゃって、母さんに怒られてたりもした。
大きくなってきて、庭で飼うようになって、夏場に物置の下に穴を掘ってもぐってたり、庭の草に埋もれるように寝たり、たまに寝言でアウアウいってたり、今の家でもいっぱい庭に穴を掘ってなぁ。台風の日はお風呂場に布ひいて避難させたこともあった。



昨日は、涙すら流さなかった。静かに泣き続ける妹の頭を撫でながら、ただ漠然と、ああ、庭が寂しくなるな、と思った。

部屋に戻ってもパソコンを開く気にはなれなくて、寝ようと思っても寝付けなくて、そこでふと、自分が思ってる以上にショックを受けてるんだと気づいた。14年、一緒に暮らした家族だった。

一日置いて、今日なら日記に出来るとおもったんだけどね。

今日仕事から帰って、玄関に入る前に、ふと庭を眺めて、
アドルが夏に涼をもとめて掘りまくった穴だとか、
ぽつんとおかれた水の入ったバケツだとか、
青い首輪に繋がっていたはずの太いリードだとかが目に入って、
近づいた足に鼻を寄せてこないんだと、私のご飯時を狙ったかのように鳴いたりもしないのだと、この庭を歳で悪くなった足でぐるぐるひょこひょこと歩き回ることは、

もう二度と、無いのだと。

唐突に実感がわいてきた。

昨日、冷たく固くなったアドルの顔に触れても、涙なんかでなかったのに。泣いてあの子が帰ってくるわけでもないのに。
あの間抜け面が見えないのは、確かに悲しいのだと、寂しいのだと、いまさら思い知った。



それは風の強い、けれど星のきれいな夜でした。

もう、苦しくも寒くも無いね。
ゆっくり、おやすみなさい。
ありがとう、さようなら。
posted by 安曇れいま at 03:32| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。